霜が降りる

菊が咲き、菊が薫る
菊を仕立てるには一年がかりである
土を煎り、虫の卵をすべて殺し
そうしなければ良い菊は花咲かない。
十一月三日、文化の日
この日を中心に菊人形が盛んに展示される
日本人独特の見立ての美しさ
この月はまた、新嘗の月でもある
にいなめとは新しくとれた米を、神に捧げ天皇が食べる儀式でもある。
神事には必ずなおらんがあり神と人が同じくものを食べる儀式がある
これを神人共食という。
天皇も神と共に食べる
これが「にいなめ」である
霜が降りると、大根・葱がやわらかくなる。
くわい・鰤・鮟鱇・生鮭・生うに・まながつを・しめじ・赤貝・青柳など
自然の恵みを自然のまま食べられる月でもある
飛行機で牡蠣が送られてくる、すだち、かぼす、の香りも懐かしい月でもある。


伊豆高原海の見える専用露天風呂温泉付き 離れの宿 「旅亭懐石 曽我」
                                   料理長  安齋




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